今回はTwitterで「やってみたい副業」を聞いたアンケートで投票数の多かった 「Webデザイナーになる方法、そしてWebデザイナーを副業として稼ぐまでに何をしたら良いか」 を具体的に書いていきたいと思います。
私は、風俗嬢としての期間中おそらくこの日本で「おすすめの副業」とされているものほぼ全てに手を出してきておりまして、Webデザイナーにもしっかり手を出しましたのでその当時のことを思い出しながら記事を書いていきたいと思います。 情報は更新しておりますのでご安心ください!
それでは参りましょう★
Webデザイナーとは
Webデザイナーとは、Webサイトのデザインを行う人のこと。 クライアントが求めるWebサイトを作るために、洗練された美しいデザインと機能的な構成を提案し、実際にコーディングを行う役割を担っています。 実際にコーディングを行うので、プログラミングスキルも必要になってきます。
Webデザイナーは大きく2種に分けられますが、どちらか一方を極めている人もいれば、両方やっている人もいます。
コーダー | グラフィック系デザイナー | |
1からHTML・CSS・javaScriptを使ってWebページを作る人 |
Webサイトの見た目に関する部分を作成 |
派生したこんな仕事もあります…♪
紙系デザイン | 名刺作成や販促グッズの制作 |
イラストレーター | 素材を自作・販売する |
グラフィックデザイナー | ロゴ・キービジュアルなど一枚絵を制作 |
フロントエンジニア | 半分プログラマ |
UI/UXデザイナー | インターフェイスなどに関わる。画面の使い勝手を良くする。 |
Webディレクター | ブログラマやデザイナーとクライアントの間に立ってプロジェクトを進行する |
Webデザイナーのメリット/デメリット
メリット
- 資格がいらない
- 時間・場所を問わず仕事ができる
- スキルが身につく
- 転職しやすい
①資格がいらない
Webデザイナーになるために特別な資格は必要ありません。独学でもスキルさえ身に着けられれば仕事をすることができます。今から資格をとるために専門学校に行って…と時間やお金をかける必要がないのは大きなメリットです。
②時間・場所を問わず仕事ができる
PC一台あれば仕事ができるので、いつどこにいても仕事をすることができます。会社に属したとしても、リモートワークに適応しやすい職種ですね。
③スキルが身につく
新しいWebツールに常に対応していく必要はありますが、Webデザインの知識は多方面に生かすことができます。デザインのセンスとWebの知識が同時に身に付きます。
④転職しやすい
一定レベル以上のスキルが身に付いたWebデザイナーは即戦力になります。転職も有利になります。
デメリット
- 初期投資が結構かかる
- スキルを身に付けるまでに時間がかかる
①初期投資が結構かかる
Webデザイナーになるためにはある程度スペック高めのPCやデザインするためのツール(デザインソフト)などが必要になります。大体20万くらいです。また、スキルを身に付けるためには独学でも可能ですが、「一人では勉強が進まない」というタイプならスクールに行くという手段もあります。スクールだと30万~かかりますので初期投資としては安い金額ではありません。
②スキルを身に付けるまでに時間がかかる
私は前職で勤めていた企業で医療系専門職兼プログラマをやっていたので再学習ではありましたが、実際前職でプログラマになるために勉強していた期間(コードを実際に書けるようになるまで)にかかった期間は3ヶ月ほどでした。スキルがある程度つくまでは仕事を受けることができないので、その期間は勉強期間と思って辛抱する必要があります。
Webデザイナーはそもそも稼げるのか
最近は簡単にHP制作が可能なサービスやAI技術が発達しており、その速度は目まぐるしいものがあります。確かに、Webデザイナー専業で食べていこうと思うとかなりのスキルが必要になってきますが、副業で月数万円稼ぐレベルであればまだまだ可能性があります。
進歩するサービスやAI技術さえも活用していき、小さな案件から実績を積んでいくことが必要です。
副業として稼げるようになるための6ステップ
それでは、いよいよWebデザイナーを副業として稼ぐために必要な6つのステップを見ていきましょう。
- モノを揃える
- 独学orスクールでプログラミングスキルを学ぶ
- Adobeの使い方を学ぶ
- 基本的なデザインの理論を学ぶ
- 制作実績をつくる
- 仕事を受けてみる
①モノを揃える
- スペック高めのPC…iMacかMacBook Proが使いやすいのでお勧め。他のPCと比べデザインもしやすいです。
- デザインに必要なツール…Adobe illustrator・Adobe Photoshop(他のツールももちろんありますが、業界で使われるのは圧倒的にこれ。)
PCは大体20万ほど。
画面が大きいほうが作業はしやすいですが、16インチ以上になると結構デカくて重いので私は13インチのMacBookを使っていました。
Adobe illustrator/Photoshopは月額性です。
公式HP→Adobe Creative Cloudの詳細と製品情報 | アドビ公式
どちらにも無料体験版がありますので、無料体験版から始めてみるのも良いでしょう。
②独学orスクールでプログラミングスキルを学ぶ
独学で学ぶ
Webデザイナーとしての基本的なスキルとして、基本的なHPを作成できるくらいのプログラミングスキルの習得が必要です。(紙系デザイン・イラストレーターオンリーなら要らないかも…)
Web開発言語に全く触れたことがない!(さっきから出てくるHTMLとかCSSってなに?ってあなた)にはProgateがおすすめです。
図などのイメージを用いた説明が豊富ですし、なにより無料で結構な量が学べます。
プログラミングを始める時に「環境構築」というものが必要になるのですが、Progateはこの環境構築なしで勉強を始めることができます。
※環境構築とは、コードを書く環境を設定すること。初心者はここで躓きやすいです。
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート] (prog-8.com)
また、プログラミングをしていく中で
「どうしても検索で調べるには限界がある…」という場面が幾度となく出てきます。そんな時にはITエンジニア特化型の掲示板などで教えてもらいながら進めましょう。
teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト
Webデザイナーになるためのスクールに通う
独学では不安…という方はスクールに通うという手もあり。
プログラミングスクール SAMURAI ENGINEER (sejuku.net)
テックキャンプ(旧テックエキスパート)| No1エンジニア養成プログラム (tech-camp.in)
RUNTEQ(ランテック)| 超実践型オンラインエンジニア育成スクール | RUNTEQ(ランテック)
オンライン受講も可能なので、スキマ時間に受講することができます。また、こういったサービスは先生が付きますので、分からないところをいつでも質問できたりとサポートが手厚いのも魅力ですね。
私の場合はProgateと併用し転職支援サービスの一環で無料プログラミングスクールが付いてくるという好条件の転職支援サービスを使っていたので、スクールは無料でした。(「転職支援/無料プログラミングスクール」等で検索すると出てきます)
無料だと学べる言語が限定されるのと、必ずIT業界への転職を検討・面接したりしなくてはいけないこと、オンラインが少ないことがデメリットです。
③Adobeの使い方を学ぶ
実際に触ってみるのが一番手っ取り早いです。
やりながら、動画や個人ブログなどで使い方を調べていくのが良いでしょう。
Adobeの公式Youtubeには、Adobe illustrator/Photoshopの使い方が詳しく紹介されていますし、使い方をわかりやすく説明しているブログも多くあります。
【Illustrator】初心者向け:基本図形でイラストを描こう #1 | アドビ公式 – YouTube
【初心者向け】Illustratorの基本操作と使い方 | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作 (liginc.co.jp)
④基本的なデザインの理論を学ぶ
美しいデザインというのは理論である程度決まっています。余白の取り方やフォントの決め方などですね。センスの有り無しというのはあまり関係ありません。(あるに越したことはないですが)
美しいデザインのルールを学ぶことで、誰でもある程度美しいデザインを身に付けることができます。
デザインを学ぶために私が参考にしていたのはこちらの本です。
ノンデザイナーズ・デザインブックは、多くのデザイナーが参考にしている本で、デザインの基本を初心者でも学ぶことができる良書です。「良い例/悪い例」が明記されているので非常にわかりやすく、Webデザイナーとして活動する限り何度でも読み返して使うことができるでしょう。
ここまで準備ができたら、あなたのWebデザイナーとしての方向性を考えてみましょう。プログラミングが得意でコーダー中心にしてみるか、デザインが主なグラフィック系に進むか…もちろんどっちもやってみるというのもアリ。
⑤制作実績をつくる
ここからはやりながらスキルの幅を広げていきましょう。
◎グラフィック寄りのあなたは…
バナーやサイトのトレースをやってみましょう。Pinterestでおしゃれなバナーやサイトを検索して、同じものをマネして作成してみます。作っていく中で、ツールの使用法が身に付いていきますし、できた作品はあなたの実績になっていきます。
◎コーダー寄りのあなたは…
実際に自分でサイトをコーディングしてみましょう。
無料ホームページテンプレート.comでは、無料で初心者でも作りやすいHPのテンプレートが掲載されています。
作り方手順も書いてありますので、サイト作成の練習としても使えるのはもちろん、制作実績としても有用です。
⑥仕事を受けてみる
クラウドソーシングサイトに登録・プロフィール登録
制作実績ができたら、次の3つのクラウドソーシングサイトに登録しましょう。クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい人と受注者をつなぐサイトです。
自分の今のスキルで受注できそうな仕事を選んで申し込んでみましょう!
受注・執筆・納品(実践)
仕事を受注したら、しっかり作品を作り、納期を守って納品しましょう。
「できそう」と思える仕事からで大丈夫。その一つ一つも自分の制作実績となり、スキルが身に付き徐々に高い単価の仕事を引き受けられるようになります。
まとめ
前記事のWebライターとは違い、ちょっとハードルが高いな…と感じられた方も多いかもしれませんね。しかしその分、スキルが付くと単価の高い仕事もありますし、何よりWeb系の仕事は汎用性が高いです。少しでも興味がある方は試してみる価値があると思います。
Webデザイナーは向いてないな…という方にも、他の副業の記事をどんどんアップしていく予定ですのでぜひまたお越しくださいね♪